疑問2.
そうはいっても戦後でもテレビの公開と普及、ケーブルテレビの普及、そして近年のインターネットの爆発があり、これらにはダイレクトマーケティングは競争力がないのではありませんか?
調査結果2.
ところがそうではないんですね。下の表を見てください。
テレビの勃興の時代、ケーブルテレビの普及時代、そしてインターネットが爆発するときにダイレクトメールは大きく伸びているのですね。
そういった、ニューメディアが発明されず、普及しなかった時期のほうが、ダイレクトメールは伸びていないのですよ。
| 期間 | 新勃興競争相手 | 単位GDP当たりの郵便ダイレクトメールの成長率 |
| 1950-1960 | テレビ | 27.1% |
| 1960-1970 | なし | -23..% |
| 1970-1980 | なし | 2.3% |
| 1980-1990 | テレビ番組供給 | 48.1% |
| 1990-2000 | インターネット | 11.4% |
疑問3.
しかし消費総額に占める割合は、ダイレクトメールは低下しているのではありませんか?ニューメディアに圧されて?・・・
調査結果3.
それがそうでもないんですね、下の2つの表を見てください。1980年に消費に占める広告費の割合は2.5%だったのですが、200年にはそれが3.0%に増えています。
広告費の伸び率は消費額の伸び率よりも大きいのですね。そりゃー、”ニューメディアが勃興したから全体の広告費が増えたのだろう”とおっしゃりたいでしょう?。ところが下の表を見てください。
ダイレクトメールの広告費に占める割合は、1960,1980,2000年とそれぞれ、19.0%、17.5%、22.2%と、大きくなっているのですよ。20年間のそれぞれ、インフレを補正しての成長率は、49.2%、164.0%なんですよ。ダイレクトメールは広告として最も効果があると、広告発注者から見られている証拠ですよ。
アメリカでは、日本よりも早く、成長が鈍化したからこういう調査が綿密に行われているのですよ。
| 年 | 消費への広告費の割合 | 広告費の伸び% | 消費の伸び% | 相対伸び率%% |
| 1980 | 2.5% | - | - | - |
| 2000 | 3.0% | 365.2%
| 283%
| 128%
|